入浴の効果

寒くなるとお風呂の温度上げたくなりますよね?

私もついつい温度を上げてしまいます。

実はこの温度、高すぎると余計に冷えてしまうのです。

 

入浴には、体を清潔にするのに役立つほか、血行促進効果リラックス効果をもたらします。

これらには、自律神経の働きがかかわっています。

自律神経には主に昼間活動しているときに活発に働く交感神経と、

主に夜間休むときに働く副交感神経があり、入浴したときの湯の温度によって、

このどちらが活発に働くかが変わってきます。

 

42℃以上の熱い湯に入ると交感神経が活発に働くため、血管が収縮して血流量が減少し、

体は温まりにくくなります。

 

一方、38℃前後のぬるめの湯では副交感神経の働きが活発になるため、血管が拡張し、

温まった多くの血液が全身を巡って、体が奥のほうから温められます。

 

温度が低い方が身体が温まる。

不思議な現象ですよね。

冷え性の方は是非試してはいかがでしょうか?