せきを起こす主な感染症には、風邪のほかに「インフルエンザ」「マイコプラズマ肺炎」
「百日ぜき」「結核」などがあります。
一般に肺炎ではせきが起こりますが、なかでもマイコプラズマ肺炎はせきが多いことで知られています。
また、百日ぜきは、最近では子どもだけでなく、大人の感染もあるようです。
感染症以外の病気には「ぜんそく」「胃食道逆流症」「COPD(慢性閉そく性肺疾患)」
「副鼻腔気管支症候群」「肺がん」などがあります。
ぜんそくのなかで、せきだけが出るものは「せきぜんそく」といいます。
COPDは、喫煙を長く続けてきた高齢者や、過去に喫煙していた人に起こりやすい病気です。
咳を起こす原因として多いものを紹介しました。
中には重篤になるものもありますので長引いている咳は早めに病院へかかりましょう。