RSウイルス

乳幼児の重い肺炎や気管支炎の原因となるRSウイルスの流行の拡大が続き、

国立感染症研究所は24日、1週間あたりの患者数が4週連続で過去最悪を更新した、

と発表しました。

 

RSウイルスは、感染者のせきやくしゃみなどの飛まつを吸い込んだり、

付着した手で口や鼻に触れたりして感染します。

2歳までにほぼ全ての子どもが感染するとされ、年長の子供や健康な大人の大半は、

鼻水や軽い喉の痛みなど普通の風邪の症状で治まりますが、

初めて感染した6か月未満の乳児は肺炎や気管支炎を引き起こしやすく、

呼吸器系の持病がある高齢者も重症化の恐れがあります。

 

小さいお子さんや高齢者の方が咳やくしゃみ、風邪症状があったらすぐに医療機関へ

受診しましょう。