こんな症状でお悩みの方

肩こり

肩凝り原因あなたはいくつ当てはまりますか?
◇パソコン、読書など長時間同じ姿勢が多い
◇姿勢が悪い、または猫背だとよく言われる
◇普段緊張することが多い
◇バンザイして腕が耳より後ろに行かない
◇目の奥の痛みや、頭痛、吐き気がする事が多い
◇バッグを片側の肩にかけるクセがある

ひとつでも当てはまっていれば肩こりはすでに始まっています。

なぜ肩こりがおきるのか?

肩凝り肩こりが起きる代表的な原因として以下の事が多く挙げられています。

1.不良姿勢による筋肉の過緊張や骨の歪み
2.運動不足による血行障害
3.過緊張状態によるストレスなど

では、簡単に1~3についてみていきましょう。

  1. 通常人間の背骨は正面から見ると一直線で、横から見るとS字状のカーブをしており、衝撃からのクッションの役割を果たしています。不良姿勢(あぐらや足組み、女の子座りなど)により、骨盤が傾くと背中や頭で修正しようとします。その姿勢が長時間続くと背中や首の筋肉が張り始めます。更に長期間不良姿勢を続けると筋肉の左右のバランスが悪くなり側湾症(背骨が左右に曲がってしまう状態)になりやすく、背骨がクッションの役目を果たせなくなり肩こりを悪化させる原因となるのです。
  2. 運動不足により筋肉を使わなくなると血行障害が起こり、老廃物が溜まりやすくなります。すると、a筋肉が硬くなり緊張し始め、b血管を圧迫し、c更に循環障害を起こし、その後d痛みを引き起こします。たいていの方は痛いときは安静にしますが、一旦痛みが引くとa~dのようなサイクルを繰り返します。そうして溜まっていった老廃物が肩こりの原因となるのです。
  3. ストレスをどのように対処するかは人によって違うので個人差が生じてきますが、ストレスが身体に及ぼす影響は自律神経の乱れです。自律神経は交感神経と副交感神経の二つに分ける事ができます。副交感神経は身体をリラックスさせますが、交感神経はその逆です。本来活動時は交感神経が優位になり、安息時は副交感神経が優位になるのですが、精神的ストレスが多い場合はこのバランスが乱れます。交感神経が優位に働けば働くほど血管が収縮し、筋肉が硬くなりやすく、新陳代謝が悪くなりやすいのです。

この他にもたくさんの原因がありますが、まずは『不良姿勢を取らない』、『適度な運動を心がける』、『ストレスをため込まないようにこまめに息抜きをする』を試してはいかがでしょうか。
それでも改善しない場合はお早めにご相談ください。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

五十肩こんな症状はありませんか?
◇不意に肩を動かすとズキッを痛む
◇電車などの吊皮を握るのがツライ
◇お尻のポケットにしまってある財布が出しにくい
◇ベルトをまわすのがツライ
◇頭を洗う時肩に違和感がある
◇痛む側を下にして眠れない
一つでも当てはまれば、要注意です!!

 

原因

中年以降(50歳代)に多くみられ、その病態はいろいろあります。
一般的には関節を構成する骨や軟骨、靭帯、筋肉、腱などが老化して肩関節の周囲の組織に炎症が起きる事が主な原因と言われています。また、骨と骨の間に筋肉の一部が挟み込まれ痛みを引き起こす五十肩構造こともあります。(インピンジメント症候群)

症状

急性期・・・肩の鈍痛や重だるさ、腕が上がりにくいなどの症状があります。進行すると、炎症の為鋭い痛みを生じ、この痛みが筋肉の痙攣を引き起こし更に痛みを増加させてしまします。夜、就寝時に痛くなることが多く睡眠を妨げられるといった症状もでます。
慢性期・・・初期の炎症が落ち着き、腕を動かした時の痛みは和らいできますが、肩関節を構成している筋肉(腱板=棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)が硬くこわばって関節の可動域を制限してしまいます。
回復期・・・肩関節のこわばりが徐々に改善され、痛みや不快感も減り、就寝時の痛みも無くなってきます。

痛みのでる位置や回復速度はひとそれぞれです。違和感が出始めてから放置しておく期間が長いと回復までに相応の時間がかかります。おかしいな?!と感じたらお早めにご相談ください。

腰痛

腰痛こういった症状はありませんか?
◇長い時間座っていられない。
◇腰を曲げたり伸ばすのがツラい。
◇朝起きた時に腰に痛みを感じる。
◇立ち上がろうとした時に腰に鈍痛を感じる。
◇少し歩くと腰が痛くなる。
◇生理前や生理中に腰が張る。
◇バックを片側にかけるクセがある。

このような症状のある方は要注意です!!!

 

腰痛の原因は歪みが多い?!

一言で腰痛と言ってもいろんな種類の腰痛があります。
筋筋膜性腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症・すべり症など
多種多様の疾患と原因がありますが、ほとんどの腰痛が骨盤の歪みから発症していることが多いのです。
骨盤が歪んで腰に負担がかかりやすい状況にあるから、筋肉に負担がかかる・背骨を支える筋肉のバランスが悪くなる・骨の変形が起こりやすくなる・変形が起きると更に筋肉に負担がかかる。このようなサイクルを繰り返します。

足組み歪みを無くすにはどうしたら良いか?!
5つのポイント
1.    足を組まない
2.    荷物を持つ手をかえる
3.    あぐらをかかない
4.    横座りをやめる
5.    適度な体操をする

上記5つのポイントはあくまでも予防として気をつけて頂きたいことですので、治療ではありません。また歪みを放っておくと身体全体に悪影響(骨の変形、胃腸障害、便秘や自律神経の乱れなど)を及ぼす事がありますのでお早目にご相談下さい。

膝痛

変形性膝関節症あなたはいくつ当てはまりますか?
◇動き出しが遅い
◇ひざの内側が痛い
◇太ももの筋肉がおちてきた
◇成長期だ
◇最近体重が増えた
◇両膝の内側がくっつかない
◇階段の昇り降りがつらい
これらに当てはまるものがあり、膝に痛みを感じていたら要注意です。

変形性膝関節症

変形性膝関節症とは、筋力の低下などにより関節のクッションである軟骨がすり減ってきて、膝の関節に炎症が起きたり、骨が変形することで痛みが出る疾患です。中高年(特に女性に多い)に多く、一度発症したら若いころのような膝に戻すことはできませんが進行を遅らせたり痛みを緩和させる治療はできます。

初期・・・膝に違和感を感じるようになり、立ち上がる動作や歩き始めに膝が痛む。休めば痛みが引くのが特徴です。
中期・・・歩くと膝が痛み、階段の昇降が困難(特に降り)。また、膝が完全に伸び切らなかったり曲がり切らなかったりします。初期より炎症が強くなるので、腫脹や熱感、下腿のむくみや膝に水が溜まったりします。
後期・・・変形が更に目立ち内反変形(O脚)になることが多く、日常生活に支障をきたしやすくなるので、肉体的にも精神的にもストレスが生じやすくなります。また、痛みで動くことが困難なので、筋力低下が著しく更に関節の変形を進行させやすくなります。
変形性膝関節症構造

変形性膝関節症は、40~50歳以降の方に多い疾患です。少しでも膝に違和感があったらお早めにご相談ください。