入浴中は体が温まっている状態なので、湯に入りながら簡単なストレッチングを行うと、
筋肉が伸ばしやすく、こりや疲労の軽減がより促進されます。
首・肩・腕のストレッチングを3種類ほど行うとよいでしょう。
まず、僧帽筋のこりをとるには、首を前後左右に倒したり、右回り・左回りにゆっくり回します。
次に、広背筋・僧帽筋・三角筋を伸ばすために、手を組んで両腕を前に伸ばし、
両手をそのまま頭の上にあげて元に戻します。同様に、手のひらを外側に向けて組んで行います。
肩回りや広背筋を緩めるには、ひじの下に反対側の手をかけ、体のほうへ引き寄せます。
反対側も同様に行います。
このとき、「ぬるめの湯」「半身浴」「湯に入っている時間は10〜15分まで」など、
安全な入浴法を守ることが大切です。
血圧の高い人やのぼせやすい人は注意しながら行いましょう。