最小侵襲脊椎安定術

高齢になるにつれて腰の骨が前後や左右にずれて、神経や血管を圧迫することがしばしばあります。

神経や血管が圧迫されることで痺れや痛みが発生し歩行困難になることも多いです。

 

今までは『年齢とともに骨は変形するからしかたない』などと言われていましたが、

近年、最少侵襲脊椎安定術といわれるずれた骨を元通りに固定する手術が行われています。

 

これは背中の数か所を1・5~2センチずつ切開し、特殊なネジでずれた腰椎を固定する

比較的負担の軽い手術です。

筋肉などをうまく温存しながら行うOpeなので予後が良好なことが多いそうです。

がしかし、術野が狭くなるので誰でもできる治療方法ではないのが現状だそうです。

 

誰にでもできるようになればいいのですが、豊富な経験と知識、技術を磨くには

一朝一夕ではできないのでこれからに期待したいですね。